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●サイドカー(Sidecar)●

2015/11/08

サイドカー(Sidecar)とは、オートバイなどの二輪車の横にもう一輪の車輪を取り付けた変則的な三輪車。
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サイドカーの発祥は、19世紀初頭のヨーロッパ(イギリス、フランス)です。当初、サイドカーは「スリーホイラー(three wheeler)」とも呼ばれ、現在のトライク(trike)に相当する三輪オートバイのようなものが原型で、利便性と荷物の可搬性などをオートバイとして追求した結果、現在知られるかたちになりました。
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★アールズフォーク★
オートバイのフロントサスペンションとして一般的に採用されているテレスコピックフォークは横方向の荷重に対して不利な構造であるが、サイドカーは旋回時にバンクできないため、フォークに横方向へ大きな荷重がかかります。テレスコピックフォークに大きな横荷重が加わると、サスペンションの伸縮に大きな抵抗が発生して路面の凹凸による衝撃が吸収されにくくなり、前輪が跳ねるような挙動を示します。この現象は「ホッピング」とも呼ばれ、事故につながる危険性が高いです。また、制動時には本車と側車の重量により前輪にかかる荷重が単車よりも大きくなる傾向にあるサイドカーでは、車体が前のめりになる「ノーズダイブ」が大きくなり挙動が不安定となります。
アールズフォークは英国のアーネスト・アールズによる発明で、前輪の後方に回転軸を持つリーディングリンクフォークの一種である。前後左右への荷重をサスペンションリンケージが受け持つことで、高い横荷重を受けた場合でもスムーズにサスペンションが伸縮できます。また、リーディングアームの回転軸が前輪の軸より高い位置にあることで、制動時にはノーズダイブとは逆にフロントフォークが伸びる方向に荷重がかかる。
ホッピングやノーズダイブを解消するために、サイドカーにはアールズフォークが多く用いられます。
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★走行特性★
サイドカーは左右非対称の乗り物であるため、右旋回と左旋回で旋回特性の差が大きく、直進でも加速や減速で大きなヨーモーメントが発生し、他の乗り物とは異なる特性を持ちます。
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バイクハウス阿部制作 〜 日本のサイドカーメーカー
公認作成の日本仕様のサイドカーです。

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